漢代~民國期の墓168基を発掘 山東省済南市
ソース:新華社作者: 2024-02-27 10:30
済南軌道交通8號線繡源河車両基地の墓地発掘作業で出土した前漢の土坑墓。(2023年10月31日撮影、済南=新華社配信)
中國山東省の済南市考古研究院が同市章丘區の済南軌道交通8號線繡源河車両基地の建設に合わせて実施していた墓地の発掘作業がこのほど、完了し、漢代から中華民國期の墓168基が出土した。墓は清代が中心で、次いで漢代が多く、唐、宋、元、明各時代の墓も少數あった。
墓の形狀は主に土坑洞室墓、土坑竪穴墓、磚槨(せんかく)墓、石槨墓、磚室墓、石室墓で、陶壺や陶罐(とうかん)、磁碗、磁罐など千點(組)余りが完全な狀態または復元可能な狀態で出土した。墓は數が比較的多い上に年代幅も広く、済南地區の前漢から清、民國期の墓葬資料を充実させ、各時代の葬制や葬儀習慣、社會、歴史の研究に新たな材料をもたらした。
済南軌道交通8號線繡源河車両基地の墓地発掘作業で出土した清代の墓。(2023年10月9日撮影、済南=新華社配信)
済南軌道交通8號線繡源河車両基地の墓地発掘作業で出土した清代の墓の墓門。(2023年11月15日撮影、済南=新華社配信)
編集:董麗娜
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