「竜」関連の文化財(cái)100點(diǎn)近く、新春を控えて博物院で集中公開
ソース：中國國際放送局作者： 2024-01-08 17:20
陝西省咸陽博物院では昨年12月28日から、新春を迎えるに當(dāng)たっての「咸陽竜文物賀歳展」が行われています。この展示會は「竜形初成 神性確立（竜の形の形成と神性の確立）」「神竜変化 衆(zhòng)生推崇（神竜の変化と人々の崇拝）」「皇家獨(dú)享 竜的伝人（皇家の獨(dú)占と竜を伝える者）」の3部分からなり、計(jì)95點(diǎn)の貴重な文化財(cái)が展示されています。時(shí)代としては西周時(shí)代（紀(jì)元前1046－同771年）から明代（1368－1644年）や清代（1644－1912年）まで、さらに中華民國時(shí)代（1912－49年）にかけてのそれぞれの特色のある竜の文化財(cái)が集中的に公開されています。
竜の形の取っ手がある銅製打楽器の「銅竜鈕錞于」
この戦國時(shí)代（紀(jì)元前5世紀(jì)－前221年）の「銅竜鈕錞于」は、中國全國で唯一の、竜を取っ手にした錞于（じゅんう）という青銅製の打楽器で、古代の軍隊(duì)で使用されていました。この「銅竜鈕錞于」は、全體に雲(yún)の文様が施されており、その竜形の取っ手は斉魯、呉越、巴蜀といった文化圏で出現(xiàn)した縄の取っ手、獣の取っ手、虎の取っ手とは異なっている非常に貴重なものです。
竜紋を施した前漢時(shí)代（紀(jì)元前206－紀(jì)元8年）の中空のれんがの「西漢竜紋空心磚」
この「西漢竜紋空心磚」は咸陽市東塔爾坡堿灘の前漢時(shí)代（紀(jì)元前206年－紀(jì)元8年）の墓から出土しました。正面の長方形の枠內(nèi)には単一の線による陽紋の雙竜が焼成されています。竜は體を曲げ、頭は別の竜の尾の方向に振り返っています。2匹の竜の尾は、中心部にある円形乳釘紋（文様の一種。青銅器の最も単純な文様の一つで、突起した乳様突起が一列または方陣に並ぶ）の玉璧（古製の器具の一種）を中心に絡(luò)みあっています。この雙竜は獰猛で威勢があり、生き生きとしたイメージで想像力に富んでいます。
「竜」は十二支中で唯一、現(xiàn)実の動物ではなく、「萬物に霊がいる」と信じた古い華夏の民が想像し幻想したものであり、いくつかの動物の特徴が集められています。竜は中華文明の神秘的な信仰であり、文化の記號でもあります?！父o」は今日に至るまで中華民族の象徴でありつづけてきました。中華民族の人々は、「自分は竜の伝承者である」と考え、そのことを誇りにしています。
なお、現(xiàn)在の日本では年の干支が元旦に切り替わる習(xí)慣ですが、中國では春節(jié)（舊正月、2024年は2月10日）をもって干支が切り替わります。
編集：董麗娜
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