漢文帝霸陵、「2023年度世界考古學(xué)的発見トップ10」に入選
ソース:人民網(wǎng)日本語版作者: 2023-12-15 10:48
動(dòng)物殉葬坑で見つかったジャイアントパンダの骨
陝西省文物局の6日の発表によると、考古學(xué)雑誌「ARCHAEOLOGY」(2024年第1號(hào))が「2023年度世界考古學(xué)的発見トップ10」を選出し、陝西西安漢文帝霸陵で見つかった動(dòng)物殉葬坑が中國(guó)から唯一入選した。情報(bào)によると、漢文帝霸陵の考古學(xué)的成果は、「2021年度全國(guó)10大考古學(xué)的新発見」「2021年陝西省6大考古學(xué)的発見」に続き、この栄譽(yù)を手にした。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。
漢文帝霸陵は陝西省西安市灞橋區(qū)狄寨街道(エリア)江村東部にある白鹿原の西側(cè)に位置し、その北東約800メートルに竇皇后陵が、南西約2000メートルに薄太后南陵がある。霸陵と南陵の周辺の大型外蔵坑からは各種陶俑、陶器、鉄器、銅器、金銀器、馬の骨など、漢代の貴重な文化財(cái)が數(shù)多く出土した。比較的離れた位置に複數(shù)ある小型殉葬坑からは、陶棺やレンガ塀、木製の外棺などの葬具や、陶容器や陶俑などの副葬品が出土したほか、多くの珍しい動(dòng)物の骨が見つかっており、漢文帝時(shí)代の宮廷の地下動(dòng)物園のようだ。
考古學(xué)者は霸陵で23ヶ所の動(dòng)物殉葬坑を発掘し、鳥類2種と獣類9種の計(jì)11種の動(dòng)物を発見した。いずれも希少な野生動(dòng)物で、現(xiàn)在でも熱帯もしくは亜熱帯地域で生息するインドヤギュウ、マレーバク、マクジャクなどの動(dòng)物の他に、「秦嶺四寶」のうち三寶であるキンシコウ、ジャイアントパンダ、ターキンも含まれていた。インドヤギュウ、マレーバク、ターキン、トラは陝西省で初の発見となった。南陵では55ヶ所の殉葬坑が発掘され、殉葬動(dòng)物には鳥類、獣類、爬蟲類が含まれている。初歩的な鑑定によると、発見された動(dòng)物は鳥類18種、爬蟲類1種、獣類(哺乳類)11種の計(jì)30種。イヌワシ、マクジャク、ミミキジ、タンチョウヅル、キンシコウ、アカゲザル、トラ、スマトラカモシカ、サイガ、ニホンジカ、ノロなどの30種の希少な野生動(dòng)物の骨が含まれている。うち最も重要なのは、陝西省で初めて見つかった爬蟲類カメ目リクガメ科のエミスムツアシガメと、鳥類サイチョウ科のジサイチョウ屬の鳥だ。
編集:董麗娜
文章と寫真の著作権は元の作者に屬します。侵害があれば、削除に連絡(luò)してください。